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<関連情報>
お客様事例
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セミナー資料(PDF)
- DXへの投資を最適化する IBM i 最新情報のご紹介!(2021年11月25日)→公開を終了しました。
- レガシー・マイグレーションからアジャイル開発へ!DX化同時進行事例のご紹介(2021年11月25日)
- 実践的、ITレガシー・モダナイゼーション成功のツボご紹介(2021年11月25日)
- DXへの投資を最適化する IBM i 最新情報のご紹介!(2021年6月23日)→公開を終了しました。
- 実践的なレガシー・モダナイゼーションのご紹介(2021年6月23日)→公開を終了しました。
- IBM i アジャイル活用事例のご紹介(2021年6月23日)
- FRENSコンバージョンへの道(2020年9月11日) →公開を終了しました。
- システムを蘇らせるモダナイゼーション 事例100社に学ぶ(2020年9月11日)→公開を終了しました。
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- IBM i 徹底解剖
セミナー動画(YouTube)※別画面で外部サイトに移動します。
受賞履歴
2023年3月8日 |
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メインフレームからのレガシーマイグレーション「ITモダナイゼーション」サービス
1.メインフレームの信頼性・安定性を継承する"いいとこ取り"「ITモダナイゼーション」サービス
経済産業省によると、約8割の企業がレガシーシステム(古くなったコンピューター)を抱え、またその6割でレガシーシステムがDXの足かせだと感じていると言われています。とくに大手汎用機・オフコンメーカーがメインフレームの完全撤退を発表したことにより、ユーザー企業は既存システムの切り替えや移行の決断を迫られています。
JBCCでは、このようなユーザー企業が抱える課題に対して、レガシーシステムの「信頼性・安定性」と最新テクノロジーの「先進性・将来性」を両立した、新たなビジネスニーズへの対応を可能にする"いいとこ取り"のレガシー・マイグレーション「ITモダナイゼーション」サービスを提供しています。
2.レガシーマイグレーション「ITモダナイゼーション」とは
ITモダナイゼーションとは、メインフレームやオフコンなどのレガシーと呼ばれるシステム上で稼働するプログラム資産を、IBM i 搭載のPower Systemsなどの最新システム基盤へ移行した上で、Web化やオープン化、スマートデバイス対応、クラウド化、ERPやBPRの展開などを実現して、最新かつ多様なビジネスニーズに対応することです。
レガシーシステムからの移行によって、テクノロジーの刷新を阻害する様々な足枷を外した上で、JAVAやPHPなど新たな言語対応や、新たなデバイスの使用を可能とするもので、「レガシーシステムが持つ信頼性や安定性は捨てずに、最新のテクノロジーへの対応も実現する」という"いいとこ取り"のレガシー・マイグレーションです。
3.レガシーマイグレーション「ITモダナイゼーション」の特長
ITモダナイゼーションでは、IBM i が提供する性能面等による優位性と、JBCCが持つ移行ノウハウや知見による優位性が融合されることで、TCOの低減とパフォーマンスの向上を確実に実現します。
大幅な性能の向上
ITモダナイゼーションでは、大型汎用機をはるかに凌駕するコアあたり1400MIPS以上のCPU性能を持つ、IBM i 搭載のPower Systemsを使用することで、大幅な性能の向上を実現します。
マイグレーションに伴うリスクの一つとして「想定したバッチスピードが出ない」というものがあります。汎用機のバッチ処理を移行し、統合テストの段階で実施したところ、想定スピードが実現できず、チューニングに数ヶ月を費やしたという例もあります。しかし、IBM i の場合には、格段に高い性能によりチューニングをする必要が生じません。このため、マイグレーション時のバッチ処理速度における大きなリスクを回避することができます。
IBMⅰのオープン性。オープン化が容易に実現
IBM i を前提とするITモダナイゼーションでは、COBOLで開発されていたアプリケーションを取り込み、処理のプログラミングおよび画面設計を行い、HTMLを生成することでオープン化することができます。そして、一旦オープン化してしまった後は、各種デバイスへの対応など柔軟な対応が可能です。当初はエミュレーター画面を使った運用を進めながら、段階的に必要なデバイス用のGUIを構築するといった対応が可能となります。
4.レガシーマイグレーション「ITモダナイゼーション」支援メニュー
メニュー名 | 内容 |
事例見学 ※ |
JBCCのサービスを利用し、実際にレガシーマイグレーションされたお客様へ訪問し見学いただけます。 |
個別セミナー | ダウンサイジングセミナーを個別に実施します。これまでのJBCCの導入事例や具体的なサービスをご紹介します。 |
びっくりデモ |
汎用機とIBM i を比較しながら、アーキテクチャーを説明します。JBCCが選ばれる理由をご理解いただけます。 |
移行計画セッション | お客様の移行に関する不安を解消するために、ご契約前に移行計画セッションを実施します。 |
パイロットコンバージョン |
お客様より1~2本のPGM/JCL/DATAをお預かりして、IBM i にコンバージョンを実施します。その結果を元に移行計画やデモなどで、ご説明します。 |
※ お客様へ確認の上、対応いたします。お客様の都合により、ご要望に添えない場合がございます。
5.JBCCが選ばれる理由
●120社を超える豊富な経験と実績!
●変換ツールを軸にした高度な移行スキルとノウハウ
●"いいとこ取り"のプラットフォーム:IBM i 搭載のPower Systems
●卓越したコンサルテーションと強力なSI(請負方式)
JBCCは、2001年からITモダナイゼーションに取り組み、120社を超えるお客様のITモダナイゼーションを実施しました。
全てのOS、ほとんどの開発言語についてITモダナイゼーションの対応を経験し、この間で得られたノウハウや知見を、その後のITモダナイゼーションに活かすことで、他社の追従を許さない実績をあげています。
また、単にTCOを削減するだけでなく、お客様が市場の変化や技術の進化などの、スピードと変化に対応し、ビジネスを成長させることを目的にしています。検証施設とサポート施設の2つのセンターを活用して、企業の成長力強化につながるITモダナイゼーションをワンストップで提供します。これらのセンターでは、経験豊富なプロフェッショナル集団が、レガシーマイグレーションの成功をきめ細かくサポートします。
JBCCでは、ITモダナイゼーションの導入を決定されたお客様については、移行プロジェクト開始に先立ち、事前に技術問題をクリアするためのPOC技術検証を"無償"で提供しています(本格的検討が前提)。JBCCのIBM i に関する豊富な経験を基に、約2ヶ月を使って事前検証を実施することで、もれのない、誤解のない、安全、安心、確実な移行プロジェクトを実現します。
6.メインフレームの安心・安全な移行先 IBM i 搭載Power Systems!
様々なIT市場調査会社による顧客満足度調査の結果では、IBMⅰの『性能・機能』『信頼性』『運用管理の容易さ』『継続意向度』はメインフレームを凌駕し、特に『ハードウェアの性能・機能』、『信頼性』は、ほとんど満点の驚異的な評価を得ています。
ウィルス感染報告が無い安全なプラットフォーム
現在のオープンシステムで最も大きな課題となっているのが、ウィルス感染などのセキュリティリスクの回避です。しかしIBM i の場合、このようなリスクに頭を悩ます必要はありません。
ウィルス感染は、データとして侵入してきたウィルスがプログラムに化けることで発生します。IBM i では、データは「データオブジェクト」として、プログラムは「プログラムオブジェクト」として管理されており、データオブジェクトがプログラムオブジェクトに変化することはできません。このため、現在までウィルス感染の報告が無く、世界で最も堅牢な商用サーバーとして高い信頼性を保っています。
長期にわたる継続的なサポート
一般に、30年にと言われるプリケーションのライフサイクルを考えると、長期にわたる継続的なサポートが非常に重要となります。IBM i では、ハードウェアおよびソフトウェアに対する非常に長期にわたるサポートを実施しており、今までの実績では、実に15年間におよぶ保守サポートを提供しています。システムの停止が許されず長期にわたる安定稼動が求められる基幹システムにおいて、このような長期にわたる継続的なサポートが実現されることも、IBM i の大きな優位性と言えます。
あらゆる機能をカバーする移行ツールで、TCO削減の切り札IBM i 搭載のPower Systemsに移行
120社の移行経験を集約した移行ツールで、TCO削減の切り札IBM i に安心安全に移行することをお約束します。
IBM i は、メインフレームOSのスーパーセットの機能を提供します。DBMS、DCMS、実行管理、運用管理、あらゆる機能が"ALL IN ONE"でIBM i に統合されています。したがって、わずらわしく難しいDBMS/DCMS知識もいりません。ファイルアロケーションといったディスクデータ管理作業から解放されます。さらに"ALL IN ONE"なので、バージョン調整などの管理作業からも解放されます。しかも、全機能がIBM i に統合されており、ミドルウェアが存在しないので、IBM i 本体以外の費用は一切かかりません。まさに究極の"放置型運用で"TCO削減を実現します。
7.ITモダナイゼーションでの段階的な移行アプローチを採用
ITモダナイゼーションでは、通常一気にすべてを対応するというアプローチは取らず、段階的な移行アプローチを採用するケースがほとんどです。
第一段階はレガシーマイグレーション、これによりメインフレームを脱却しIBM i にそっくり移行します。当初は、別々な形で存在するデータベース(たとえば、EBCDICコードを使うホスト側のDBと、UNICODEを使用するPCサーバー上のDB)について、基礎造りということで統合を図ります。DBの連携を排除することで、ホスト回りの運用負荷を低減します。
次に進化形1としてフェーシング・サーバー統合を実施し、基盤システムを1つにします。この段階でサーバーコストが低減され、同時にWebの一元化も実現されます。システム基盤が統合されたことで、技術者のスキルも一本化され人的リソースの有効利用が可能となります。
さらに次の段階である進化形2で脱COBOLを図り、アプリケーション開発者のスキル不足を補い、一連のモダナイゼーションが完了します。このような段階移行を前提にプロジェクトを実施することで、ITモダナイゼーションを確実かつ効率的に実現することができます。
8.IBM i 搭載のPower Systemsの移行メリット
- 完璧な上向きの互換性!オブジェクトレベルでの互換性が、わずらわしい移行作業を解消します。
- IT資産の保護と活用 IBMにお任せください!IBMは、IBM i に対して今後も同じ設計思想を継承し、さらに、将来を見据えた長期的な投資を計画しています。
Windows&UNIXへの移行 | |
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アプリケーション | OS・ミドルウェア変更の影響からの対処が必要 |
ミドルウェア(DB・トランザクションモニター等) |
各々のサポート期限対処必要 |
OS | サポート期限対処必要、セキュリティパッチ対処必要 |
ハード | 短期に更新必要 |
IBMi搭載のPower Systemsへの移行 | |
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アプリケーション | 機能変更が無ければそのまま継続利用可能 |
OS | 最新ハードへの入れ替え以外は変更不要 |
ハード | 長期継続利用可能 |
9.まとめ 成功の鍵を握るコンバージョン
メインフレームからのマイグレーションの動きは、確かなTCO削減効果を生む手段として、旧システムからの脱却を目指す企業において活発化しています。ソフトウェア資産は、その企業の生産管理や販売管理、会計などの規定がすべて盛り込まれた業務プロセスそのものであり、それをメインフレームの下で作りこんできた企業にとって、そのすべてを捨てることなど到底考えられないことです。だからこそ、コンバージョンはマイグレーションを滞りなく成功させるための重要な手段になります。
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レガシー・マイグレーションとアジャイル開発を同時進行で実施した豊橋飼料株式会社 様の事例はこちらからご覧いただけます。 |
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