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次のステップを見据え、IBM Powerをクラウドへ移行 コスト削減と「クラウドならでは」の柔軟な運用基盤を実現

次のステップを見据え、IBM Powerをクラウドへ移行 コスト削減と「クラウドならでは」の柔軟な運用基盤を実現 (中央)東芝ライテック株式会社 情報システム部 情報システム企画担当 グループ長 小野 明洋 氏

照明専業メーカーである東芝ライテック様は、20 年以上オンプレミスで利用してきたIBM Power をクラウドへ移行した。
JBCCが提供するマネージドサービス付き Power クラウドサービス「EcoOne PVS One」により、利用者が気づかないほどのスムーズな移行を実現した。コスト削減や運用の柔軟性向上という成果を手にし、次期基幹システム実現に向けた一連の取り組みについて、小野 明洋 氏に話を伺った。

会社名 東芝ライテック株式会社 様
設立 1989年
所在地 神奈川県横須賀市
事業内容 LED電球・蛍光ランプ等各種光源、照明器具、配線器具、照明制御関連
機器、航空灯火システム、舞台・スタジオ照明システム、車載・産業用光源およびこれらの関連商品ならびに応用装置の製造ならびに販売
前号に関連する電気工事、内装仕上工事、建築工事、鋼構造物工事、機械器具設置工事、電気通信工事等の設計ならびに請負
URL https://www.tlt.co.jp
この記事の目次

IBM Powerのクラウド化でインフラコスト削減と柔軟な運用基盤を実現 導入前の課題と導入後の効果

導入前の課題
  • Power のオンプレミス環境の継続利用コストがかさんでいた
  • システムの効率化や標準化に課題があった(業務部門・営業部門の要望に合わせたシステム改修が頻発)
導入後の効果
  • ハードウェア保守延長費用やデータセンター費用が不要となり、インフラコストの削減が見込まれる
  • 検証環境(クローン)の即時作成が可能になり、トラブル時の原因究明が迅速化した
  • 移行途中で発生したリソース不足の原因究明が業務課題を顕在化しシステム見直しにも繋がった

現時点でのベストな選択- コスト削減しつつ、次期基幹システム構想も進める-IBM Powerのクラウド化を決断 導入の経緯

東芝ライテック株式会社は、オフィス照明をはじめ、空港照明、スタジオ・舞台照明、自動車のヘッドライトなどを手掛ける照明の専業メーカーだ。近年では、熱や薬品に代わる殺菌方法として注目されている紫外線による「水殺菌事業」など、照明の付加価値を高める新たなビジネスにも注力している。

同社は20年以上IBM Powerで基幹システムを運用していた。その中で次期基幹システムへの移行検討を進めている。情報システム部 情報システム企画担当 グループ長の小野 明洋 氏は「現場の効率化を優先しすぎるとカスタマイズが積み重なり、全体最適が損なわれます。会社が利益を出せるIT システムを追求することが当部門の命題の一つです」と語る。

次期基幹システム構想を進めているが、どのようなソリューションで行うかは引き続き模索している最中だ。当面は現行のシステムを利用することになり、既存のオンプレミス環境をこのまま利用することはハード・ソフト双方の保守コスト増大が大きな課題として浮上した。

そこで同社が注目したのが、IBM Power のクラウド化である。IBM Power のクラウドならば既存のオンプレミス環境をそのままクラウド移行が可能で、移行実績も多数ある。
クラウド移行することでコスト削減の可能性もあり、また次期基幹システムを検討する時間の猶予も設けられる。東芝ライテックとしては、クラウド化率100% を目標としており、今回のクラウド移行もその取り組みを後押しするものとなった。

こうした考えをもとに同社は、IBM Power の構築当初からのパートナーであるJBCCに相談。JBCCが提供する「IT Modernizationクリニック」を活用し、オンプレミスでの保守延長とクラウド化のコスト比較を実施した。

「経営層には『クラウドは割高』という懸念もありましたが、将来的なコストメリットをデータで提示したことと、具体的な移行プランを提案いただいたことで合意を得ることができました」と小野氏は振り返る。

こうして、IBM Power Virtual Server(PowerVS)への移行プロジェクトが本格的に動き出した。

柔軟な基盤と手厚いサポートを提供する「EcoOne PVS One」を選定 導入のポイント

複数の提案を比較検討した結果、最終的に採用したのは、JBCCとMONO-X社が協業して提供するマネージドサービス「EcoOne PVS One」だ。同サービスは、MONO-X 社が提供するPowerVS を活かしたPower クラウドサービス「PVS One」に、JBCCの移行支援・運用サービスを組み合わせたものだ。

EcoOne PVS One は3つの特徴がある。
1つ目はクラウドへのデータ移行・運用を容易にするツールR2が利用できること。2つ目は有効期限が最長1年間のIBM Cloudのサブスクリプションに対して、PVS Oneサブスクリプションは無期限で残額が失効してしまうことがなく、為替レートの変動による消費量や年間利用量を見通す工数が減り、安心して利用できる。3つ目はIBM Cloudの最上級のサポートレベルとなるプレミアム・サポートの対象なので、万が一の時もIBM Cloudのサポートを迅速に受けることができる点が特徴だ。

このEcoOne PVS One とIBM i のプロジェクト経験が豊富なJBCCのSEによる技術サポートが組み合わさることで、スムーズに移行プロジェクトを推進でき、稼働後も手厚いサポートが受けられる。

選定の決め手について、小野氏は次のように語る。「20 年以上の付き合いがあるJBCCには、当社のシステムを熟知しているという絶大な安心感がありました。
一方、MONO-X 社には高い技術力があり、東芝グループの厳しいセキュリティ基準やネットワーク要件をクリアできると確信しました」

なお、初めてのクラウド移行ということもあり、トラブル発生時の切り分けを容易にすることを最優先した。
そのため、あえてOSのバージョンアップは見送り、現行環境をそのまま移行する「ストレート移行」を採用している。

「想定以上のコスト削減」と、移行過程で実感したクラウドの柔軟性や副次的効果 導入の効果

実際の移行プロセスでは、PoC(概念実証)を通じてデータ移行にかかる時間などの懸念点を洗い出し、対策を講じた上で本番移行を実施した。

また、複雑なネットワーク環境からIBM Cloud への接続も非常にスムーズに行えたことや、Falcon-Storを採用したバックアップ運用の提案も現行の仕組みを踏襲できた。

その結果、利用者が移行に全く気付かないほど、トラブルのないスムーズなクラウド化を実現した。
導入効果としてまず挙げられるのが、コスト削減である。「具体的な削減金額を算出中ですが、想定以上にコストの下げ幅は大きいという手応えを感じています」と小野氏は語る。

これまで東芝グループ内で利用していたデータセンターの利用料や現地での保守作業、サーバーメンテナンスが一切不要になったほか、既存環境の延命に要した多額のハードウェ・ソフトウェア保守費用の削減に成功した。

クラウドならではのメリットとして、柔軟な環境構築が可能になったことを小野氏は挙げる。

  • 小野氏

    例えば夜間バッチ処理の遅延が発生したことがありましたが、クラウド上で即座にクローン環境を作成して原因を検証することができました。ハードウェアの制約があった前システムではできなかったことです。受注データ量が想定外に増えたこともありましたが、結果としてクラウド環境のメリットを活かして、原因確認が速やかに行えました。

加えて、当初は期待していなかった効果についても創出していく。サポートが終了した古いWindows OS(Windows 2008)上で稼働しているJavaアプリケーションについても、クラウド環境への乗せ替えを実施する。これにより、長年の懸念であったセキュリティリスクの払拭を図るとともに、サーバーの集約による運用負荷の軽減についても実現していく。

次期基幹システム構築に向けて変革を推進 今後の展開

インフラ刷新を完遂した同社だが、次なるIT 戦略に向けた取り組みはすでに始まっている。直近では2027 年度に予定されているOS のバージョンアップ対応が控えている。さらにその先には、次期基幹システムを別のソリューションに置き換えていくのか、あるいは IBM i  を基盤とした独自システムを継続・構築するのかという、極めて重要な経営判断が待ち受けている。

同時に、システム開発を担う人材の減少という構造的課題に対し、IBM BobなどAIの活用も視野に入れている。ブラックボックス化しつつあるプログラムソースの解析などにAIを導入し、継承と効率化を両立させる狙いだ。最終的な目標は「利益を出すことを目的とした適切な業務プロセスの定義に基づいたシステム化」の思想を組織全体へ浸透させ、トップダウンで変革を推進することにある。小野氏は「IT 部門の主張だけでは、会社全体を動かすのは容易ではありません。パートナーであるJBCCには、第三者の立場から客観的なデータや実績に基づく『裏付け』を提供し、共に変革を推進する伴走者であることを期待しています」と語る。

持続的な成長を牽引するIT 基盤の構築に向け、東芝ライテックの挑戦はこれからも続いていく。

運用付きクラウドサービス「EcoOne PVS One」

標準のIBM Cloud のサブスクリプションよりも様々なメリットのある「PVS One」とJBCCの移行フェーズ・運用フェーズにおけるSE サービスを組み合わせた運用付き PowerVS サービスです。
IBM i・AIX のユーザー企業がクラウド化のメリットを受けやすくするために、通常のIBM Cloud 環境上に更に付加価値が向上するMONO-X 社のソリューションを提供しております。

SE支援

移行フェーズ
クラウド環境への移行(SE 作業)
  • プロジェクト支援
  • OS・NW 構築
  • データ移行支援
  • テスト・切替支援
  • バックアップ設定支援
運用フェーズ
運用サービス(LCCサービス)
  • OS、ミドルウエア障害回復支援
  • JBCCサポートライン
    ( インシデント問合せ対応)
  • PTF 適用(個別PTF など)
  • SE による運用相談ミーティング開催

クラウドサービス

クラウド・リソースなど( PVS One サブスクリプション)
  • リソース(IBM i 、Windows、Linux など IBM Cloud ベースの環境)
  • アセット(ネットワーク・サービス「X2」、移行・B/Uツール「R2」など)
  • マネージド・サービス(死活監視・イメージ取得・グループPTF 適用・障害対応 など)
  • ソフトウェア・オプション(IBM i 対応ノーコード・ツール、API 連携ツール など)

標準のIBM Cloud のサブスクリプションよりも様々なメリット

■JBCCとMONO-X社がコラボした運用付き PowerVS サービス
 「EcoOne PVS One」を提供開始

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【東芝ライテック株式会社様】オンプレミス継続費用にかかるコストを削減し、クラウドならではの運用やキャパシティの柔軟性を実現。

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長年のパートナーであるJBCCの「EcoOne PVS One」の利用でスムーズな移行と、移行後の手厚いサポートも獲得

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製品・サービス

JBCCとMONO-X社がコラボした運用付き PowerVSサービス「EcoOne PVS One」を提供開始


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JBCCはMONO-X社が提供している「PVS One」(IBM Cloud Power Virtual Server)クラウドサービスに、JBCCのSE移行支援・SE運用サービスをつけたクラウドサービス「EcoOne PVS One」の提供を始めました。

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Powerリプレースでコスト削減は嘘じゃない、 JBCCが学んだクラウド活用の価値

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お客様のITインフラ環境を、単なるサーバ仮想化だけでなく、ストレージ仮想化やパブリックの活用や、クラウドマイグレーション含め、最適なインフラ環境のモダナイゼーションをご支援します。TCO削減レポートだけでなく、性能分析、今後のリソース利用状況可視化等、改善すべき課題を洗い出します!

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JBCC株式会社は、クラウド・セキュリティ・超高速開発を中心に、システムの設計から構築・運用までを一貫して手掛けるITサービス企業です。DXを最速で実現させ、変革を支援するために、技術と熱い想いで、お客様と共に挑みます。