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2025年03月07日

2025年03月10日

「Microsoft 365 大好きオジサン」の気になる2025年2月のアップデート

皆さんお元気ですか?「 Microsoft 365 大好きオジサン」こと 中村 太一 です。先日は僕の住んでいる地域では珍しく雪が降ったので、息子が学校から下校する前に雪だるまを作ろうとオジサンがんばりましたが、手袋をせずに一生懸命作っていたら指先が冷たくて痛くなって挫折してしまい、ただの大きな雪の塊一つが庭に寂しげに置かれているだけになりました。もちろん下校してきた息子の反応もイマイチです。やり遂げる事って大事ですね。

それでは今回も先月(2025年2月)の Microsoft 365 のアップデート情報から僕の独断と偏見で気になる3点を挙げて紹介していきます。今回は Microsoft Teams のメッセージに関するアップデートが多めでした。

「Microsoft 365 大好きオジサン」の気になる2025年2月のアップデート
この記事の目次

Microsoft Teams : チャネルのメッセージもスケジュール送信

Microsoft Teams のメッセージを指定した時間にスケジュール送信できる機能はおよそ2年前に実装されました。しかし「チャット」のみだったんです。チームのチャネルのメッセージは対象外でした。これは Microsoft Teams あるあるですが、同じメッセージでもチャネルよりもチャットの方が高機能というか先行して新機能が実装される傾向にあります。今回もおよそ2年もの歳月を経て、メッセージのスケジュール機能がチャネルにも実装されました。

Microsoft Teams : チャネルのメッセージもスケジュール送信
Microsoft Teams : チャネルのメッセージもスケジュール送信

チャットのメッセージの場合は送信ボタン(紙飛行機のアイコン)を右クリックしてもスケジュール送信の設定ができましたが、チャネルの方は投稿ボタンを右クリックしても何もアクションはありません。メッセージ入力欄の左下にある「+」メニュー内に「メッセージのスケジュール」があります。ここから時間を設定してスケジュール送信をすれば、指定した時間にメッセージが送信されます。
気を付けるべき点としては、この機能は夜遅くまで残業をしている人向けの機能ではないという点です。 Microsoft としてはグローバル企業の場合、タイムゾーンの違う同僚などに配慮する機能として展開されています。グローバル企業じゃなくても24時間営業の交代で勤務するような環境であっても配慮して利用できる機能ですね。この機能の意図を間違えて伝えないようにしないといけませんね。

Microsoft Teams : 通知の場所のカスタマイズ

Microsoft Teams の右下に現れる通知ボックスを邪魔に感じた事はありますか?もちろん集中作業をしたい場合はフォーカスタイムを設定する事で通知をさせなくしたりもできますが、通知は受けたいけど通知ボックスが右下に現れる事で邪魔を感じるという場所の問題。例えば1画面でオンライン会議をしていて、会議ウィンドウを最大にした状態で会議チャットを開いた場合。会議チャットのメッセージ入力欄は右下ですよね。ここからメッセージを入力しようとタイピングをしているタイミングで通知ボックスが現れると邪魔ですよね。これはあくまでも一例ですが、人によっては画面の右下に通知ボックスが出る事が作業の支障になる場合もあると思います。そこで今回、この通知ボックスの場所を四隅のどこかに指定できるアップデートがありました。

Microsoft Teams : 通知の場所のカスタマイズ
Microsoft Teams : 通知の場所のカスタマイズ

今、通知ボックスが表示される位置が右下で特に不自由を感じていない方はそのままで良いですが、もし他の場所だったら良いのにな!と思っていた方には朗報ですね。場合によっては四隅それぞれ1日ずつ試してみて、一番自分にとって邪魔にならない場所を試行錯誤してみても良いでしょう。

SharePoint :「スペース」機能と「マイ フィード」Webパーツがリタイヤ

SharePoint のリタイヤ情報です。つまり機能が廃止になる情報です。これら残念な情報ではありますが、現状で利用している場合はリタイヤのスケジュールに合わせて対策をする必要があるので大事な情報ですね。

まず「スペース」機能がリタイヤする予定です。これは SharePoint の中でMR( Mixed Reality )が実現でき、没入型の3Dコンテンツが利用できる機能です。これは例えば Microsoft なら HoloLens のようなヘッドマウントディスプレイのデバイスを装着すると、仮想空間で SharePoint のコンテンツを利用できるのですが、そのようなデバイスがなくても通常のディスプレイでもマウス操作で3D空間を楽しむこともできます。

SharePoint :「スペース」機能がリタイヤ
SharePoint :「スペース」機能がリタイヤ

このスペース機能は2020年に登場しましたが、世の中がコロナ禍でリモートワークになってきた事を受けて色々と激変した年です。思い返せば、この頃のIT系イベントも全て対面イベントからオンラインイベントに切り替わり、最初の頃は3Dのバーチャル空間でアバターを使ってバーチャルブースを周ったりセッションを視聴できたりしたと思います。しかしそのトレンドもすぐに効果がなかったのか消えていきましたよね。そして徐々に出社やハイブリッドワークに戻ってきているし、イベントも対面イベントに戻りつつあります。そういう激動な世の中で一つの波が消えていく…。スペース機能のリタイヤも時代の波を感じますね。

次に SharePoint のページ・ニュースに追加できる様々な種類のWebパーツの中から「マイ フィード」Webパーツがリタイヤする予定です。このWebパーツは、サインインしているユーザーの関連性の高いコンテンツやアクティビティが表示されます。つまりマイ フィードWebパーツが追加されているページに複数人がアクセスすると、人それぞれ表示される内容は異なります。もちろん表示されているコンテンツやアクティビティは、そのユーザーのアクセス権の範囲内です。

SharePoint : 「マイ フィード」Webパーツがリタイヤ
SharePoint : 「マイ フィード」Webパーツがリタイヤ

これは SharePoint の歴史を辿ると、以前の SharePoint は完全にコミュニケーション・コラボレーションのフロントにあたる製品・サービスで、何でも SharePoint に集約していく動きがありました。それこそ社内ポータルサイトを主軸にブログ機能やSNS機能(ニュースフィード)など機能の追加がありました。その頃のトレンドに「マイポータル化」というのがありまして、従業員が出社してPCを起動してブラウザーを開くと社内ポータルサイトが表示され、そこには会社の情報がビッシリと一覧表示され、更にそこで自分に必要な情報がパーソナライズされたり、予定表から自分の今日の予定を表示したり、メールの受信ボックスまで埋め込んで表示させていたり、とにかく従業員は社内ポータルサイトさえ表示していれば良いというのが当時のトレンドだったと感じます。そのような SharePoint のパーソナライズ化という要望がある背景もあり、このマイ フィードWebパーツが登場したのではと思います(あくまでも僕の個人的見解ですが)。しかし時代は変わりました。 Microsoft Teams が登場し、コロナ禍以降に利用率が爆上がりした背景から SharePoint 自体が徐々にフロントから縁の下の力持ち的存在が色濃くなり、ユーザーが自分に関連の高い情報を取得する方法も変わりつつあります。そして生成AIの登場。 Microsoft 365 Copilot によっても情報収集の方法も大きく変わっていくでしょう。そんな中でおよそ利用率の低かったこのマイ フィードWebパーツがリタイヤです。こちらも時代の波を感じるリタイヤ情報でした。

2月のアップデート情報、いかがでしたでしょうか。特に機能のリタイヤ情報に関しては、組織内で利用しているユーザーもいると思うので、早めに情報を社内に向けて発信しておくと良い場合もあります。是非検討してみてください。

本シリーズ記事で添えている画像は、毎月JBCC のお客様向けにご案内しているアップデート情報動画配信で利用しているスライド資料の一部です。本記事のようにブログでは厳選して3個程度しか紹介できていませんが、この動画では更に多くの情報をデモを交えてお伝えしています。JBCC のお客様向けなので、気になった方は是非お問い合わせください。

微力ながら JBCC もこのようなアウトプット活動を通して皆さんのお役に立てればと思っておりますので、今後ともよろしくお願いします。また、 JBCC には Microsoft 365 のプロフェッショナルも多数在籍しており、 JBCC から Microsoft 365 を契約していただいたお客様には、お客様と寄り添いながら進める伴走型のワークショップやお客様同士のつながりを持てる場でもある Microsoft 365 利活用雑談 Café を開催するなど Microsoft 365 の利活用・定着のご支援をしております。気になった方は是非お問い合わせください。

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執筆者

JBCC株式会社 Microsoft 365 担当 中村太一

中村太一

JBCC株式会社 Microsoft 365 担当

「Microsoft MVP(Most Valuable Professional)」を2018年から連続受賞。
ユーザー企業のMicrosoft 365利活用促進を支援。
Microsoft Ignite などマイクロソフト社主催のイベントにも登壇。 

Microsoft 365 大好きオジサンこと中村太一が
\ みなさんから寄せられた質問や相談にお答えする動画配信中 /

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