Power8のEOS(来年春)とVer7.3(9月末)の終了が間近に迫ってきていますが、リプレイス時に発覚した見落としがちな要対応の環境(HWやSW・ネットワークなど)をチェックリスト形式でみれるようにしました。
当てはまる箇所は早めの対策をご検討ください。
□ 1.構内モデムを使っていませんか?
⇒ Power10では、アナログ通信(V24)はサポートされないので使うことができません。
□ 2.バックアップにLTO5を使っていませんか?
⇒ 来年年初には、LTO5を読むことができるテープ装置が出荷停止になります。
□ 3.ラインプリンターなどドット系プリンターを使っていませんか?
⇒ 市場で出回っていて接続ができるプリンターの機種が激減してきています。
□ 4.HDD、SSDを使っていませんか?
⇒ 新たにHDDやSSDを搭載することができる拡張BOXが年内には出荷停止となります。
□ 5.セキュリティーレベルは IDとパスワード認証だけのレベル20を使っていませんか?
⇒ Ver7.5では、新規または移行段階でのレベル20は廃止されています。
□ 6.現在、お使いになっているLAN回線の速度は把握されていますか?
⇒ 近年、10Gbitベースがデフォルトとなりつつありますので、低速回線の使用時には注意が必要です。
□ 7.ハードウェアーの保守契約について理解していますか?
⇒ 今年の10月以降、これまでのベーシックセレクションが廃止となり、大きく金額体系が変更されます。
□ 8.ミドルウェア、特にJavaのバージョンについて理解していますか?
⇒ Nvmeストレージの前提となるVer7.4以降では、Java7.0以前のJDKはサポートされません。
(Java8,11,17の3モードのみとなります。)
□ 9.New WorkFriend-FXをお使いになっていませんか?
⇒ New WorkFriend-FXの保守については来年の10月で終了します。
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