IBM i 7.6 新機能概要
IBM i 7.6は、「セキュリティ、アプリケーション開発、システム管理」の分野で大幅な進化を遂げており、リスク低減、開発生産性向上、IT運用の効率化など、実際のビジネス価値をもたらすとしています。
セキュリティ
- 統合された多要素認証 (MFA) によるランサムウェアに対するセキュティー体制の強化
- 高度な認証とユーザー・プロファイルの新しい保護による、規制遵守の簡素化
アプリケーション開発
- Gitベースのコンパイルと改良 されたデバッグによる、最新の開発手法とテクニックの実現
- コンテキスト内コーディングのサポート、SQL構文の検証、生成AIプラットフォームとの 統合の改善
- アプリケーションの資格情報とデータを保護するためのより安全なアルゴリズムの選択肢の開発者への提供
システム管理
- IBM Navigator for i における多要素認証をサポートするための更新
- ライセンスの有効期限情報と 警告をメインのマルチシステムダッシュボードに表示
- システム管理者が IBM i への 安全な接続を確立できるように、新しいインターフェースを追加
最新OS IBM i 7.6 発表
IBM i サポートロードマップ
- IBMは2025年4月8日、IBM i の新しいOSバージョン「IBM i 7.6」を発表しました。2025年4月18日より利用可能となります。
- IBM i は常に最新リリースの二世代先の計画を公開しています
- 下記のサポート・ロードマップは、最新リリース 7.6 から二世代先のリリースのサポート予定時期を示しています。
- 7.6の次期リリースが発表されたら、そのリリースから二世代先の計画が公開され、次のリリースが発表されたら、そこからさらに二世代先の計画は公開されることになります。
将来にわたって継続してサポート・ロードマップはアップデートされてゆきます。
* IBMの将来の方向性および意図に関するすべての記述は、予告なしに変更または撤回される場合があり、目標および目的のみを表しています。
** 矢印は「進行中のステータス」であり、特定の日付を意味するものではありません。
IBM i をサポートする IBM Power ハードウェア
1 - IBM i 6.1, 7.1, 7.2, 7.3 : 延長サポートについて IBM i Release Lifecycle を参照
2 - S1012は、IBM i 7.3のサポートなし
3 - IOP, HSL のサポート無し
4 - S922 および E980モデルのみで利用可能
関連リンク
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