JBCC先進ソリューションエバンジェリストは、JBCCが進めている先進的な取組みをより多くのお客様にご紹介し、関連した先進ソリューション浸透を図ることを目的に、各分野で活動しております。
このたび11月13日に東京で開催されたヴィエムウエア主催「vFORUM 2018」において、次世代インフラ基盤エバンジェリストの長岡 賢陽が、VDIのオンプレクラウド比較、パブリッククラウドを活用したVDIデザインのポイントを紹介する講演を行いました。当講演を踏まえたインタビューをご紹介します。
パブリッククラウドで構築するVDI環境 そのメリットと実装のポイントとは
パブリッククラウド環境において、高パフォーマンスで快適な仮想デスクトップ(VDI)環境を構築し、その高いセキュリティ機能とロケーションを選ばない接続環境を提供することで、JBCCは多くのお客様の働き方改革に貢献している。マイクロソフトが提供するパブリッククラウド「Azure」環境での構築経験をもとに、JBCCの次世代仮想化エバンジェリスト、長岡賢陽氏にそのノウハウやメリット、デザイン・ポイントについて聞いた。
時代とともに変化するVDIの導入目的 初期コスト、移行作業の課題は変わらず
「パブリッククラウドの成熟に伴い、改めて仮想デスクトップ(VDI)が脚光を浴びています」。こう切り出したのは、JBCCの次世代仮想化エバンジェリスト、長岡賢陽氏。VDIの技術が誕生して12年が経過した。直近では、働き方改革などを背景として、ユーザー企業の導入目的は大きく変化しているのに対して、依然として解決しない課題も存在する。 IDCの調査によると、国内クライアントにおける仮想化ソリューションの導入目的は、断トツで「セキュリティ対策」だった。これに次ぐのが「運用管理の効率化」。そして、2018年新たに加わった目的が「モバイル活用」である。
一方、仮想化ソリューションの導入課題については、「初期導入コスト」「移行作業」「仕様選定」が長らく上位3位までを占めている。
「インターネット分離や自治体情報システム強靭化対策、働き方改革などを背景に、VDIに対するニーズは根強いものがあります。ただし、ユーザー企業が抱える課題はずっと変わっていません。これを解決する1つの観点が、パブリッククラウドを上手に活用することです。さらにヴイエムウエアのHorizon Cloud on Microsoft Azureでは、VDI環境で問題になりがちな運用部分についても解決策や優位性があります」と長岡氏は説明する。
言うまでもなく、VDIの最大のメリットはセキュリティ対策である。ワークスタイル上、画像転送方式によるセキュリティ確保が欠かせないユーザーにとっては、データレスでPCを利用することができる。また、物理的に配布されたPCを仮想的に集約することによって、システム管理者にとっては運用管理を効率化することができるといったメリットがある。しかし、「初期コストやスキル外的要因といった課題があることから、全社一斉に導入するというよりは、KPIに基づいて、VDIユースケースによる"使い分け"が重要になります」と長岡氏は語る。。。
最適なデザイン例、取組みのポイントは、以下より資料をダウンロードしてご覧ください。
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