JBCCホールディングス株式会社(代表取締役社長:山田 隆司、本社:東京都大田区、東証一部)の事業会社でJBグループ(*1)の中核である、JBCC株式会社(代表取締役社長:東上 征司、本社:東京都大田区、以下JBCC)は、東建コーポレーション株式会社(社長:左右田 稔、本社:名古屋市中区、以下東建コーポレーション)のシステム運用管理コスト50%削減に向け、日本アイ・ビー・エム株式会社(社長:マーティン・イェッター、本社:東京都中央区、NYSE:IBM、以下日本IBM)の統合型システム「IBM® PureFlex System」を活用し、既存のx86サーバーと「IBM System i」の基盤統合に向けたシステム・セットアップを、本年3月28日に終えたことを発表します。当システムは、本年後半に稼働開始予定です。
東建コーポレーションは、土地活用を通じて、地域と協調する確かな建築の創造と、お客様との共存を目指し、総合建設・不動産賃貸管理事業を展開しています。同社は、会社という組織全体を俯瞰し、経営全般における課題を発見し、それに対する改善策の迅速な企画・実行を日々推進しています。
東建コーポレーションは従来、Windows上で稼働する複数台のx86サーバーと、「IBM i」上で稼働し、賃貸物件管理などの基幹業務を支えるSystem iを運用していましたが、System iのシステム更改時期を迎え、運用管理の負荷やコストの低減、システム処理性能の向上を求めていました。
JBCCは、「IBM PureSystems」製品群に属するPureFlex Systemを活用し、東建コーポレーションのシステム統合を、本年より開始します。これにより、移行リスク・投資コスト・運用管理工数の低減効果を引き出していきます。今回の統合対象は、2台のSystem iと24台のx86サーバーです。東建コーポレーションは、これら以外にも複数台のx86サーバーを運用しており、将来的な統合も視野に入れ、複数のオペレーティング・システム環境を同一きょう体内で稼働、一元管理できるPureFlex Systemを活用し、システム全体の最適化に取り組んでいきます。
JBCCが構築しているシステム基盤は、「IBM Flex System p460コンピュート・ノード」1台、「IBM Flex System x240コンピュート・ノード」3台、ストレージ「IBM Storwize V7000」で構成されています。当基盤は、簡素な操作により、ハードウェア、ネットワーク、ストレージを管理できるソフトウェア「IBM Flex System Manager」によって一元管理します。Flex System p460は仮想化技術「PowerVM」によって、Flex System x240は仮想化ソフトウェア「VMware 5.0」によって、おのおの仮想化統合され、管理ソフトウェア「IBM SmarterCloud Entry」の管理画面から、各業務を処理する仮想化環境を迅速かつ柔軟に構築できるようになります。また、V7000は、アクセス頻度に応じたストレージ階層間のデータ自動再配置が可能であるため、ストレージ資源の有効活用とシステム利用者の利便性向上を図りながら、高い性能を実現します。
JBCCでは、1988年のIBM AS/400発表以来、培ってきたサーバー、ストレージおよびネットワーク技術をもとに、「IBM PureSystems」製品に対してもいち早く、サポートおよび検証体制を整えており、今後もお客様のニーズにお応えしていきます。
東建コーポレーションは、今後も企業システムの最適化を進め、それにより生み出した新たな投資を、土地・建物・人との調和に向けた魅力ある事業展開に生かしていきます。
<製品情報>
・IBM PureFlex Systemウェブサイト:
http://www.ibm.com/systems/jp/pureflex/pureflex_overview.html
・IBM PureFlex System写真:
http://www.ibm.com/ibm/jp/puresystems/img/pfs42urackfl.jpg
(*1) JBCCホールディングス株式会社及び事業会社の総称(https://www.jbcchd.co.jp/corporate/group.html)
IBM、IBM ロゴ、ibm.com、AS/400、IBM Flex System、IBM Flex System Manager、PowerVM、PureFlex、PureSystems、Storwize、System iは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corp.の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml をご覧ください。
Windowsは、Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標です。
VMwareは、VMware, Inc.の商標です。
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