テレビ通販会社の基幹システムを長年支え続ける「Xupper」
開発・保守の工数削減とデータ品質の向上に効果を発揮 >>>ジュピターショップチャンネル様
ジュピターショップチャンネルはテレビを中心にインターネットやカタログなど多彩な顧客接点を持つ通信販売会社。日本初のテレビショッピング専門チャンネルというビジネスモデルを確立し、テレビ通販チャンネルでは日本最大級の売上規模を誇る。24 時間365 日で生放送の番組配信を実施し、放送で紹介した商品を販売するインターネットサイト、直営店舗も展開している。
【企業DATE】ジュピターショップチャンネル株式会社 様 |
導入前の課題 |
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導入後の効果 |
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導入の経緯|自社開発の基幹システム切り替えと同時に開発支援ツールとしてXupper を導入
テレビショッピング専門チャンネル「ショップチャンネル」を運営するジュピターショップチャンネルは、1996 年の事業開始時に放送対応の通信販売事業向けパッケージシステムを導入し、自社に合わせてカスタマイズした基幹システムを構築・運用していた。事業拡大に伴うビジネスの要請にしたがってシステム拡張を重ねたが、徐々に既製パッケージでは対応が難しくなっていったという。
基幹システムの保守・運用を担当する同社 IT 本部 保守・運用部 基盤運用グループ長の金村志乃氏は、当時の課題をこう語る。
「既製パッケージには使用しないプログラムが全体の約4 割も存在し、それが保守・運用の障害になっていました。またシステムの変更・更新管理の仕組みが整っておらず、最新のシステム状態を確認するドキュメントの存在もわからないという状況でした。このため次第にシステム構造に歪みが生じ、新機能の追加や修正プログラムをリリースする際の作業負荷が大きくなってトラブル発生の危険性が高まっていました」
こうした課題を解決するために、同社は2002 年に既製パッケージの利用中止を決断。基幹システムのスクラッチ開発に着手し、2005 年に自社開発の基幹システムへ切り替えた。この基幹システムと同時にシステム全体のデータ資産を体系的に管理するリポジトリを構築することとし、そのツールとしてJBCCの「Xupper (クロスアッパー)」を採用した。
「基幹システムを自社開発するにあたり、業務フローやERD(Entity-Relationship Diagram =実体関連図)を記述できるツールを導入し、開発・保守作業の生産性向上や標準化を目指すことにしました。いくつかのツールを比較検討した結果、採用したのがXupper です。大量の設計情報を複数のリポジトリに分類・整理し、その情報を自在に加工して引き出せることが選定の決め手となりました」
導入のポイント|ツールの安定性と優秀なサポート体制が長年にわたってXupper を使い続ける理由
2005 年に基幹システムがサービスインした当初、Xupper での変更登録作業はアプリケーションチーム、データベースチームが個別に対応していたが、2007 年に保守・運用部が集中管理するように変更。現在は業務プロセス、ERD、ディクショナリ、CRUD(Create-Read-Update-Delete)の管理とそれらの検索や印刷といった用途にXupperを活用している。
このように長年にわたってXupper を利用し続けるジュピターショップチャンネルだが、金村氏はその理由を次のように説明する。
「当社が開発支援ツールに求めるのは、安定したバージョンが長期間継続して提供され、ツールベンダーのサポート体制が充実していることです。その点、Xupper は頻繁なバージョンアップもなく、非常に優秀なサポート体制とトレーニングコースが用意されています。またクライアントソフトウェアが軽量で快適に動作すること、登録作業が容易でわかりやすく記述ルールの融通が効きやすいこと、足りない機能を自作して対応できることなどが、長年にわたりXupper を使い続けている理由です」
保守・運用を担当する金村氏が特に評価するのが、Xupper の使い勝手だ。
「Xupper は設計者・開発者が登録作業の最中でも、データ管理者(DA)/データベース管理者(DBA)が確認作業やメンテナンス作業を実施できます。ビューアを使えば、参照のみのユーザーとも情報共有が可能です」
導入後の効果の詳細・今後の展望は、以下より資料をダウンロードしてご覧ください。
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