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2024年11月08日

2024年11月08日

「Microsoft 365 大好きオジサン」の気になる2024年10月のアップデート

皆さんお元気ですか?「Microsoft 365 大好きオジサン」こと 中村 太一 です。ようやく秋らしくなってきましたが、秋と言えば「食欲の秋」。僕は「フルーツ大好きオジサン」でもあるので、梨や柿やぶどうやリンゴなど最高のシーズンです!皆さんの地域でおすすめの秋の旬のものは何ですか?

それでは今回も先月(2024年10月)の Microsoft 365 のアップデート情報から僕の独断と偏見で気になる3点を挙げて紹介していきます。

「Microsoft 365 大好きオジサン」の気になる2024年10月のアップデート

Microsoft Teams:チャットの「ファイル」タブが「共有済み」タブに変わった

Microsoft Teams のチャットには上部のタブにこれまでは「チャット」「ファイル」がありましたが、今回のアップデートで「ファイル」タブが「共有済み」という名前に変更されました。チャットは良く利用されるので多くの人が変化に気付いているかもしれませんが、名前だけ変わったのか?何で変更したのか?あたりをもう少し掘り下げてみたいと思います。

Microsoft Teams:チャットの「ファイル」タブが「共有済み」タブに変わった
Microsoft Teams:チャットの「ファイル」タブが「共有済み」タブに変わった

実は中身も変更がありまして、上部に「最近使用したもの」「ファイル」「リンク」というボタンが表示されています。大きな変化としては「リンク」が追加された事でしょうか。チャットでメンバーに共有するコンテンツは、ファイル以外にもありますよね。例えばインターネット上のWebサイトをメンバーに紹介したり、例えばチャットとは関係ない SharePoint のサイトや、その中のニュースやドキュメントなどをリンクで紹介したり。このように共有したリンクも全て「共有済み」タブから一覧で見る事ができるようになりました。そしてリンクが加わった事によりファイルだけではなくなった事から、名称も「共有済み」に変更したと推測します。

「あれ?以前このチャットのメンバーが教えてくれたリンク、どこだっけ?」という状況になった場合、メッセージを探し出そうとしてしまいますが、これからは「共有済み」から探すと楽に探せそうですね。

Microsoft Stream:動画のタイムライン上にリアクションができるようになった

組織内でも教育コンテンツなどで動画も非常に大事ですよね。過去、動画コンテンツはカジュアルに制作できるものではありませんでしたが、現在では Microsoft Teams の会議を録画したり、 PowerPoint で収録ができたり、 Clipchamp で簡単に動画編集ができる時代になっています。そして SharePoint や OneDrive for Business に動画ファイルをアップロードして、保存や共有も気軽に行えます。更に、その動画ファイルを開けば、 Microsoft Stream として様々な機能を利用できます。便利な世の中になりましたよね。その Microsoft Stream に更にオモシロイ機能が登場しました。リアクション機能です。

Microsoft Stream:動画のタイムライン上にリアクションができるようになった
Microsoft Stream:動画のタイムライン上にリアクションができるようになった

Microsoft Stream として動画ファイルを開いた際に、動画エリアの下部にリアクションのボタンが表示されていればアップデートが展開された証拠となります。「リアクション機能が追加された」とだけ聞けばたいしたことがないように思えますが、これは単に動画全体に対してリアクションをするのではなく、タイムライン上にリアクションができるんです。つまり、動画の中でも特定のシーンに対してリアクションができるという事です。これにより、その動画の中でも他の視聴者がどこに関心を持ったのか?どこが良かったのか?どこに驚いたのか?などが可視化されるので、これから視聴しようとする人が参考にできます。また動画制作者から見ても、リアクションをもらえる事で今後の動画制作のモチベーションにもつながる上に、どの部分が視聴者に対してインパクトを与えられたのか?など、今後の動画制作に参考になる情報になりますね。ただ、この機能の大事な点は「より多くの人にリアクションをもらう」事です。なので、できれば組織内に対してこの機能をオススメするアナウンスをして広めると良いかもしれませんね。

OneDrive for Business: Windows エクスプローラーでもフォルダーの色の表示が可能になった

およそ1年前から OneDrive for Business のアップデートで、ブラウザーで利用するOneDrive for Business ではフォルダーに色を付けられるようになりました。フォルダー管理をするのに色分けできるのは便利ですよね。ただし OneDrive 同期アプリでPCと同期した場合、 Windows エクスプローラー上からOneDrive for Business 内を開いても、フォルダーの色は同期されませんでした。 OneDrive 同期アプリで Windows エクスプローラー上からドキュメントを利用する頻度の多い人にとっては残念な点だったと思います。あれからおよそ1年経過して、ようやく願いが叶いました。

OneDrive for Business:Windows エクスプローラーでもフォルダーの色の表示が可能になった
OneDrive for Business:Windows エクスプローラーでもフォルダーの色の表示が可能になった

ついに Windows エクスプローラーでもフォルダーの色表示が同期されました。 また Windows エクスプローラー側からもフォルダーの色変更も可能です。これは非常に良いアップデートですね。会社によっては OneDrive 同期アプリの利用を禁止にしているところもあるようでその方々には残念ですが、禁止にされていない場合は是非活用しましょう。

10月のアップデート情報、いかがでしたでしょうか。本シリーズ記事で添えている画像は、毎月JBCC のお客様向けにご案内しているアップデート情報動画配信で利用しているスライド資料の一部です。本記事のようにブログでは厳選して3個程度しか紹介できていませんが、この動画では更に多くの情報をデモを交えてお伝えしています。JBCC のお客様向けなので、気になった方は是非お問い合わせください。

微力ながら JBCC もこのようなアウトプット活動を通して皆さんのお役に立てればと思っておりますので、今後ともよろしくお願いします。また、 JBCC には Microsoft 365 のプロフェッショナルも多数在籍しており、 JBCC から Microsoft 365 を契約していただいたお客様には、お客様と寄り添いながら進める伴走型のワークショップやお客様同士のつながりを持てる場でもある Microsoft 365 利活用雑談 Café を開催するなど Microsoft 365 の利活用・定着のご支援をしております。気になった方は是非お問い合わせください。

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執筆者

JBCC株式会社 Microsoft 365 担当 中村太一

中村太一

JBCC株式会社 Microsoft 365 担当

「Microsoft MVP(Most Valuable Professional)」を2018年から連続受賞。
ユーザー企業のMicrosoft 365利活用促進を支援。
Microsoft Ignite などマイクロソフト社主催のイベントにも登壇。 

Microsoft 365 大好きオジサンこと中村太一が
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