いまや、人工知能はどの企業からも注目される仕組みになりつつありますが、それと並行してロボットも多くの場面で導入が進んでいます。しかし、人工知能とロボットにはどこに違いがあるのでしょうか。今回は、そんなポイントについてフォーカスしてみることにします。
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注目が集まっているITを活用した働き方改革
働き方改革では、働く人の多様化が大きなポイントになっていますが、それと並行して、働く人たちの「仕事の質の変革」も大きなテーマとなっています。
こうした質の変化に大きく貢献できるのがITの活用であり、多くの企業がITをさらに積極活用することで、仕事の質を高める動きを考え始めているのです。これまでも、ITはオフィスの業務の効率化に貢献してきた存在でしたが、働き方改革では、より具体的に生産性を高め、その質を高めることが求められているのです。
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ITの活用で実現できる仕事の質の向上とは
具体的に、ITを活用することで実現できる、質の高い仕事の例として挙げられるのが、ペーパーレス化の動きです。
多くの企業では、業務プロセスの推進のために紙を利用していますが、これをITの活用によって一気にペーパーレス化することで、業務スピードを速めることが可能となります。また、プロセスの可視化とともに一部の業務を自動化することもでき、これまでにない効率を実現できるようになるのです。
こうした業務改革は、本格的な導入となるテレワークを根本から支援する仕組みにもなるもので、重要な質の向上策となるでしょう。
ペーパーレスによる書類の電子化は、保存や管理といった側面でもこれまでにない効率を提供することになり、業務の生産性は飛躍的に向上することが予想されます。
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働き方改革で目指したい質の高い人間の仕事とは
働き方改革では、様々な目標が掲げられています。
その内の1つでもある「質の高い人間の仕事」とは、既存の働き方にとらわれず、多様なスタイルで労働提供を行うとともに、個人のワークライフバランスをしっかりと確保しながら、企業にも大きな生産性と労働の価値を提供するものである必要があります。
働き方改革の実現にあたっては、社会、企業、就業者の3者にそれぞれ等しいメリットをもたらすことが重要であり、企業の中で質の高い仕事をする人間は、この3つに等しく価値提供する存在となるのです。
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JBCC株式会社JBCC株式会社は、企業のデジタル・トランスフォーメーション(DX)を支援する総合ITサービス企業です。クラウドサービスを中心にシステムの設計から構築、運用までを一貫して手掛けており、クラウド 2,150社、超高速開発による基幹システム構築 440社、セキュリティ 1,100社の実績があります。 |