kintone関連の様々な情報について、ゆる~く、お伝えします。
JBCCのエンジニアたちがkintoneのWebhook機能で遊んで(?)いたのでご紹介します。
こんにちは。下山 羊といいます。
前回に続き、kintoneの情報をゆるーくお伝えしていきます。
【前回の記事はこちら】kintoneプラグインとは
みなさん、kintoneの「Webhook」機能をご存じですか?地味なんですが、とても便利なんですよ。
簡単に言うと「kintone上で何かが起きた時に、どこかのURLに向けてソレを伝える機能」です。
(ここ↑から設定できるヤツです)
例えば... とあるkintoneアプリに
- kintoneレコードが追加されたとき
- kintoneレコードが編集されたとき
その直後、何か他のシステムを動かして連携したい!といった場合に便利です。メールを出す仕組みと連携、なんてのが良くあるパターンですね。
技術的な要素が絡んでくるので、難易度はちょっとだけ高いのですが、そういった真面目な例は世の中にあふれていそうなので...
「上司から催促やら質問が来るのを察知し備えて、会話が長引くのを回避しよう」という悪ノリとしか思えない動機でWebhook機能を活用した人達の事例をご紹介したいと思います(笑)
具体的には、kintoneレコードが追加/編集/削除されたとき、もしその作業を実行した人が上司だったら、自分達の使っているチャットツールに連絡を飛ばす仕組みを作った、ということになります。
なんでそうなったのか、背景をご紹介すると、JBCCではkintoneをかなり活用しており、活動履歴や、施策の実施状況などの共有にも利用しているんですが...
急に上司に「あのお客様に、この対応をした理由って、なんだったっけ?」とか、二週間前のことを聞かれても、思い出すのに時間かかるんですよね。
kintoneに記録しているから見直せば思い出せるんですけど。
ただ、私たちの上司は外見(特に顔)がやたら怖いことで有名なので、焦ります。
焦ってkintoneを確認している間に、長話の展開フラグが立つので、大事なことは即答できるようにしよう!ということだったんでしょう。多分。
で!上司が「kintoneの活動履歴や実施状況のアプリを操作している」ならば「そろそろ質問が来るぞ、準備しろ!」ということで通知が飛ぶようにしたわけです。
JBCCには、(kintoneなどの)システムとシステム間の連携を簡単に連携させる仕組みの実験用環境などがあったので、雑談中に盛り上がっちゃったエンジニア2人組がササっと昼休み2日分を使って作ったらしいです。
なにやってんだか、と思いつつも。おかげさまで、たまーに、私も助かっています。
ちゃんと真面目にWebhook機能を使った製品も作ったみたいなので次回は、気が向いたらその製品を紹介するかもしれませんし、しないかもしれません。
では、今回は以上で失礼します。
【第一回目の記事】kintoneプラグインとは
【第二回目の記事】kintone 活用、進んでいますか?
執筆者:下山 羊 (しもやま よう) JBCCに新卒入社。 営業や製品プロモーション活動に出没しがちなエンジニア。 |
JBCC株式会社JBCC株式会社は、企業のデジタル・トランスフォーメーション(DX)を支援する総合ITサービス企業です。クラウドサービスを中心にシステムの設計から構築、運用までを一貫して手掛けており、クラウド 2,150社、超高速開発による基幹システム構築 440社、セキュリティ 1,100社の実績があります。 |