社内ネットワークは、IPや端末によって接続できる人を制限し、セキュリティを担保している場合が多いものです。しかし突然テレワークを実施することになれば、自宅から作業しようとしても、あれもこれも必要なデータは社内のファイルサーバーにあって接続できない!ということになりかねません。
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VPNとは
社外から社内ネットワークにアクセスしたい時に必要なのがVPN ( Virtual Private Network ) です。VPNは、物理的に用意するには莫大なコストが必要になる専用ネットワークを、インターネットでの接続と暗号化技術などを用いて仮想的に実現する技術のこと。自宅からVPNを通じて社内ネットワークへアクセスすることで、セキュアな通信を行うことが可能です。
VPNのメリット
セキュアなアクセスが可能
インターネットを利用するVPNは、通信の際にデータを暗号化するため、一般的なインターネット通信に比べて、データの盗聴や改ざん、情報漏洩のリスクを低減することができます。
セキュアな通信を低コストで実現可能
VPNは一般的なインターネット網を利用できるため、高額なコストを必要とする専用線を用意する必要がなく、コストを抑えることができます。また、複数の場所からのアクセスも容易で、物理的な専用線でネックになる「遠距離通信によるコストの増加」という心配もありません。
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クラウドVPNとは
クラウドVPNとは、AWSやAzureといったパブリッククラウドサービスを利用して、接続数にスケール性を持たせたVPNを提供するサービスです。従来のVPN接続では、VPN接続機器に接続数の上限が設定されているため、急なユーザー増加に即座に対応することは困難でした。しかしクラウドVPNの場合、ユーザーとVPN機器の間にパブリッククラウドを挟むことで接続数にスケール性を持たせることができるため、急なユーザーの増加にも対応可能です。
JBCCが提供するクラウドVPN「EcoOne AWS/Azure VPN for リモートワーク」を活用するメリット
最短1日で提供開始!の速さ
ご契約をいただいてから最短1日で、AWSもしくはAzureの環境整備を完了します。お客様はメールで送付される手順書に従って作業するだけ!(※AWSもしくはAzureをすでにご利用中の場合)
大規模ユーザーにも対応可能!な柔軟さ
クラウドVPNは接続数にスケール性を持たせることができるため、急なVPNユーザーの増加にも対応可能です。
使った分だけ従量課金!しかも月額17500円から!の安さ(接続数制限あり)
実際にVPNに接続した時間分の料金計算となるため、無駄な運用コストを削減可能です。
※AWSとAzureでは金額が異なりますので詳細はお問い合わせください
設定は手順書で簡単に
JBCCからメールで送付される手順書を参考に、お客様には簡単な作業をしていただくだけでVPNの設定が完了します。
【関連サービス】JBCCが提供するクラウドVPN「EcoOne AWS/Azure VPN for リモートワーク」
※お客様の環境によっては上記と異なる場合がございますので、詳細はお問い合わせ下さい※
まとめ
テレワークへの取り組みが本格化した現在、緊急事態宣言が解除された後も、テレワークを実施したいという声は大きくなっています。
アフターコロナを見据えた場合、テレワークに欠かせないVPNの整備は急務です。この機会にぜひクラウドVPNの導入をご検討ください。
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JBCC株式会社JBCC株式会社は、企業のデジタル・トランスフォーメーション(DX)を支援する総合ITサービス企業です。クラウドサービスを中心にシステムの設計から構築、運用までを一貫して手掛けており、クラウド 2,150社、超高速開発による基幹システム構築 440社、セキュリティ 1,100社の実績があります。 |