超高速開発とは?パッケージと手組の良いとこどりを実現した「JBアジャイル」を紹介

公開日 : 2021年06月21日
更新日 : 2023年04月24日

自社のITシステムを取り入れることの多い現代ですが、システム開発には非常にコストがかかります。そこで注目されているのが「超高速開発」です。この記事では、超高速開発とJBCCが提供する超高速開発手法「JBアジャイル」についてご紹介します。

超高速開発とは?パッケージと手組の良いとこどりを実現した「JBアジャイル」を紹介

目次

  1. 超高速開発とは
  2. JBCCの超高速開発手法「JBアジャイル」
    1. パッケージ製品のメリット・デメリット
    2. 手組システムのメリット・デメリット
    3. パッケージ製品と手組の良いとこどり「JBアジャイル」
  3. まとめ
  4. JBアジャイル事例資料ダウンロード

超高速開発とは

超高速開発とは、これまで手作業で行っていた部分を支援ツールで自動化することにより、生産性や品質を向上させることです。「ローコード開発」とも呼ばれます。

これまでのシステム開発は、まずヒアリングを行ってクライアントの要望を汲み取り、それを元に要件定義、設計、開発が行われてきました。その後、テストを経てリリースし、運用という流れです。しかし、開発やテストには膨大な時間と手間を要する上、プログラムやテストを人の手で行うと品質に違いが出てきます。加えて、システム開発側が中心となって開発を行うと、ユーザーにとって使いにくいものになり、リリース後に仕様変更となる場合があります。こうした無駄なコストがかかってしまうことも、これまでのシステム開発の課題でした。

超高速開発では、プログラミングやテストなどの一部の作業を自動化。これによって生産性が向上するだけでなく、品質も一定に保てます。またユーザー主体での開発が可能なため、情報の認識やずれが起こりにくく、しっかりとユーザーのニーズが反映されたシステムを作れます。そのため、リリース後の仕様変更といった無駄なコストが削れることもメリットです。

一方で、ある程度システムの型が決まっているため、特殊な案件には使用できません。また全てを自動化できるわけではなく要件定義やプログラミングの知識などは必要などのデメリットもあります。自社がどういうシステムにしたいのか、そのためにどのような技術が必要なのかを熟考してから、超高速開発にするべきか判断しましょう。

超高速開発にはソースコードを自動生成するものの他、実行エンジン型、サービス型など、さまざまな種類があります。

JBCCの超高速開発手法「JBアジャイル」

新しいシステムを導入する際に「市販のパッケージ製品にするか、それとも手組でシステムを作るか」と迷う方は多いのではないでしょうか。そんな場合には、JBCCの超高速開発手法「JBアジャイル」をおすすめします。

まずはパッケージ製品と手組、双方のメリットとデメリットを比較してみましょう。

パッケージ製品のメリット・デメリット

パッケージ製品のメリットは「すぐに使える」「デザインが洗練されている」「安価で質が良い」の3つです。

一般向けに広く使われることを想定したパッケージ製品は、導入してすぐに運用できるようにしてあります。またデザインにも気を配られており、見やすく使いやすい仕様になっています。加えてある程度の質が保証されており、手組と比較して個別の対応も少ないため、価格も安価です。

一方で、すでにシステムの形が決まっているため、カスタムができません。そのため、システムを変更するのではなく、業務をシステムに合わせて変更していく必要があります。また基幹システムとの連携がうまくいかないことも考えられます。

手組システムのメリット・デメリット

手組システムには「好きなようにカスタムができる」「既存の仕組みを踏襲できる」「基幹システムとの連携が容易」というメリットがあります。

手組システムは自社のニーズに合わせて自由にカスタムができるため、パッケージ製品のように、これまでの仕組みをシステムに合わせて変更する必要がありません。また基幹システムとの連携も簡単に行えます。

一方で、完成に時間がかかることや、リリースされるまで実際のシステムを見られないことがデメリット。リリース後も自社のニーズに合っていなければ仕様変更が入ることもあり、運用にコストがかかります。

パッケージ製品と手組の良いとこどり「JBアジャイル」

前述したように、パッケージ製品と手組はどちらも一長一短です。そこでJBCCの「JBアジャイル」は、パッケージ製品と手組、双方のメリットを取り入れています。

パッケージでは難しい業務のプロたちによる課題の本質と業務の理解、きめ細やかな工程の確認、手組ではできなかった洗練されたデザインを実現しています。

「確認の工程が増えると、工数が増えるのでは?」と懸念されるかもしれません。しかし実際は、お客様のイメージと開発側の齟齬を逐一解消できるため、予期しない仕様変更が起こる可能性が低くなります。また従来はテストやリリース、保守管理など後半に集中しがちだったお客様の負担も減らすことが可能です。

パッケージ製品と手組、双方のメリットを取り入れたことで、トラブルが少なくなる上に、確認途上でお客様にシステムのスキルが身に付いていきます。結果、これまで発生しがちだった無駄なコストを省けます。

まとめ

JBCCの超高速開発手法「JBアジャイル」は、パッケージと手組の良いとこどりを実現した新しい手法です。パッケージの良さ、手組の良さの両方を求めている方にぴったりと言えます。

超高速開発手法 JBアジャイル

超高速開発手法 JBアジャイル

一般的なアジャイル開発の課題に対し、独自に改善を重ねたのが高速開発手法 JBアジャイル です。実績プロジェクトは400件を超え、基幹システム構築等の大規模開発にも適用し成功しています。

 詳細を見る 

JBアジャイル事例資料ダウンロード

事例資料ダウンロード

超高速開発手法 JBアジャイルの導入事例の資料はこちらからダウンロードできます。

資料をダウンロードする

JBCC株式会社ロゴ

JBCC株式会社

JBCC株式会社は、企業のデジタル・トランスフォーメーション(DX)を支援する総合ITサービス企業です。クラウドサービスを中心にシステムの設計から構築、運用までを一貫して手掛けており、クラウド 2,150社、超高速開発による基幹システム構築 440社、セキュリティ 1,100社の実績があります。
お客様の環境に合わせた最適なITシステムを、クラウド、超高速開発、セキュリティ、データ連携等を活用し、企業のDX実現と経営変革に貢献します。

コラム
ソフトウェア開発における開発プロセスの種類とは

ソフトウェア開発における開発プロセスの種類とは

システムおよびソフトウェア開発における開発プロセスは、複数の種類に分けられます。それらのなかには従来長く用いられてきた手法もあれば、近年に登場し急速に導入事例を増やしているものもあります。 そこで今回は、ソフトウェア開発の現場で用いられている開発プロセスの種類をいくつか挙げ、それらの特徴とメリット・デメリットについてご紹介します。

コラム
ローコード開発とは?従来の開発との違いやメリット・デメリット

ローコード開発とは?従来の開発との違いやメリット・デメリット

システム開発には複数の手法が存在しますが、その中でも現在注目されているのが「ローコード開発」です。ローコード開発は、コストや変化への対応、IT人材不足など、これからの経済市場で起こるとされているさまざまな問題を解決するとされています。 本記事では、ローコード開発の基礎知識とおすすめのローコード開発ツール、ツール導入の際のポイントなどをご紹介します。

ニュースリリース
中堅中小企業のDXを実現するトータルITサービス「HARMONIZE」 を発表

中堅中小企業のDXを実現するトータルITサービス「HARMONIZE」 を発表

総合ITサービス業のJBCCホールディングス株式会社(本社:東京都大田区、社長:東上 征司)は、JBグループ※のテクノロジー、ソリューション、実績を集大成し、中堅中小企業のDXを実現するトータルITサービス「HARMONIZE(ハーモナイズ)」を提供開始したことを発表しました。