いまや、人工知能はどの企業からも注目される仕組みになりつつありますが、それと並行してロボットも多くの場面で導入が進んでいます。しかし、人工知能とロボットにはどこに違いがあるのでしょうか。今回は、そんなポイントについてフォーカスしてみることにします。
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AIは自立して発展していく仕組み
人工知能(AI)は、人の脳と同じような仕組みとなるニューラルネットワークを利用し、自ら学習して精度を高めることができる仕組みをもっています。ディープラーニングと呼ばれる学習能力はその1つで、使えば使うほど自ら考えて次の行動のレベルを高めることができる点が大きな特徴といえます。
現時点では、まだ人にとって代わるほどのレベルには到達していませんが、日々の学習によって確実にその行動レベルを向上させることができるようになっているのです。
ロボットはあらかじめ決められた動作を行うもの
一方ロボットは、あらかじめプログラムされた動作を正確に行うことが基本となっており、決められたこと以上のことを自己判断で進めることはできません。テレビアニメなどでは、自己判断できるロボットが昔から多く登場していますが、足元のロボットの定義は「すべてあらかじめ決まっていることだけをするもの」であり、物理的にロボットの恰好をしているものもあれば、ロボットソフトウエアとして機能するものも存在するようになってきています。
将来的にはロボットもAIを実装した存在に
巷では、ホワイトカラーの業務を代行してくれるRPAと呼ばれるロボットソフトウエアの導入が話題になってきていますが、決められたプロセスにおいて人の代わりを務めるRPAは、今後AIを実装することで、自ら考えて新たな業務をこなすと言われています。
このように、現在は並行して開発とその導入が進んでいるAIとロボットですが、将来的には両方の機能がインテグレートされて、よりレベルの高いサービスが提供されることが期待されているのです。
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クラウドがAIを提供する時代も到来
AIというと、開発に時間がかかり大きなコスト負担を強いられると思われがちですが、すでにクラウドでもこうしたサービスが始まっています。るCloudAIは、あらかじめ質問例文と回答となる、いわゆるFAQを用意してAIに学習させるだけで、自然な文章による問いかけに対して的確な回答を返すことができるソリューションとなっています。
これを利用すれば、社内にすでに存在する基幹システムのデータを利用することも可能になります。
また、インタラクティブなコミュニケーションも、LINEWORKSといった使い慣れたインターフェースで実現できるのです。ハードルが高いと思われがちなAIですが、既に身近なところから簡単に利用できる時代がやってきているのです。
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JBCC株式会社JBCC株式会社は、企業のデジタル・トランスフォーメーション(DX)を支援する総合ITサービス企業です。クラウドサービスを中心にシステムの設計から構築、運用までを一貫して手掛けており、クラウド 2,150社、超高速開発による基幹システム構築 440社、セキュリティ 1,100社の実績があります。 |